分子や原子が集まっていろいろな物質が生まれます。個々の分子や原子にはない性質が、集まることによって現れます。これらの性質は制御することができます。例えば、光を当てて環境をわずかに変えると、結晶構造や色が変わったり、磁性をもったり、超伝導になったりすることがあります。こうした変化に向かう局所的な“たね”が競合しながら成長し、増殖しながら物質全体の性質を変えてしまうこともあります。微視的にみると多電子系の量子力学的な性質が変わっていきます。米満研究室ではこれらの物性の発現機構やダイナミクスを理論的に研究しています。
新着情報
- 2024.8/1 荒川さんが筆頭著者の"Light-Induced Mirror Symmetry Breaking and Charge Transport"がJ. Phys. Soc. Jpn. の Editors' Choiceに選ばれました。
- 2023.3/10 励起光でスピン流と電流を見分ける方法を発見しました。時間の進み方を逆転した時の性質と励起光の回る向きを利用する新しい方法になります。この成果は英国科学雑誌「Communications Physics」のオンライン版に掲載されました。プレスリリースはこちら。
- 2023.3/3 『光と物質の量子相互作用ハンドブック』第2編 第6章 に解説記事が載りました。
- 2022.12/12 固体物理の特集号「キタエフスピン液体の新展開」に記事が載りました。
- 2022.8/25 東北大、名大との共同研究で、光による磁気スイッチの新たな原理を発見しました。超低消費電力・超高速光磁気メモリなどの実現に期待されます。
この成果は米国物理学会の学術誌「Physical Review Research (Letter)」のオンライン版に掲載されました。プレスリリースはこちら。
- 2022.5/13 日本物理学会誌の「最近の研究から」に記事が載りました。昨年修士課程修了の島田さんの成果も載っています。
- 2021.3/23 米満が在外研究を終え帰国し成田等での隔離生活(~4/6)に入りました。
- 2020.8/19 東北大、名大、分子研、岡山理科大との共同研究で、超伝導体内の電流を光で操ることに成功しました。究極の短パルスレーザー技術が拓くペタヘルツ電子テクノロジーとして期待されます。
この成果は英国科学雑誌「Nature Communications」のオンライン版に掲載されました。プレスリリースはこちら。
- 2020.7/28 米満がスイス、フリブール大学で在外研究を開始しました。
- 2019.8/4 研究室で食事会を開きました。写真はこちら。
- 2019.8/3 オープンキャンパスで研究室公開をしました。写真はこちら。
- 2018.12/25 東大物性研の池田さんとの論文がAppl. Sci.に掲載されました。ここです。2015年3月の藤沼くんの修論が言及されています。
- 2018.8/6 研究室で食事会を開きました。写真はこちら。
- 2018.8/6 オープンキャンパスで研究室公開をしました。写真はこちら。
- 2018.8/4 最近の実験と理論のレビュー論文がJ. Phys. B: At. Mol. Opt. Phys./に掲載されました。
- 2018.6/26 東北大、名大、分子研との共同研究で、有機超伝導体に極めて強い光パルスを照射した瞬間、光が増幅される現象(誘導放出)が起こることを発見しました。さらに、この誘導放出は、超伝導の発現の仕組みとも関係していることが明らかになりました。
この成果は英国科学雑誌「Nature Photonics」のオンライン版に掲載されました。プレスリリースはこちら。関連する理論の論文は3/14のニュースをご覧ください。
- 2018.3/7 田中さんの送別会をしました。写真はこちら。
- 2018.1/30 助教の田中さんが理化学研究所(加藤研究室)でセミナー講演を行いました。
- 2018.1/11 助教の田中さんが早稲田大学高等研究所でセミナー講演を行いました。詳細はこちら。
- 2017.12/22 研究室の忘年会をしました。写真はこちら。
- 2017.9/14 写真欄を更新しました。(その後、随時更新しています。)
- 2017.8/4 米満が日本学術振興会の
特別研究員等審査会専門委員(書面担当)で表彰されました。詳細はこちら。写真はこちら。
- 2017.7/27 助教の田中さんが早稲田大学望月研究室でセミナー講演を行いました。詳細はこちら。
- 2017.5/18 論文リストを更新しました。(その後、随時更新しています。)
Last modified: Thu Sep 14 09:43:55 JST 2017